株を買うと得することは?
一番重要なことの説明がまだでしたが、株への投資で得られるものって何なんでしょうか。
株のは買うことと、売ることができる、ということと、株の値段は上下する、ということを知っていれば、
安い時に買って、高くなったら売ることで、差額が利益となって儲かるということは分かると思います。
しかし、ほかにも得られるものがありますので、基本的な部分を説明していきます。
定期預金よりも配当
“株ってなに?”の記事でも書いていますが、株主には配当と呼ばれる、企業の利益の分け前がもらえることがあります。
もらえることがあるということは、もらえないこともあるんですが、それはその企業の業績によります。
企業の業績は色々な要因で良くなったり悪くなったりしますので、常にもらえるものではないのです。
しかし、もし仮に業績が常に安定していて、毎年の配当が保有している株価の1%もらえるような企業があれば、
その企業の株を買ったほうが、その分のお金を銀行に預けるより断然お得です。
現に、保有している株価の3%の配当がもらえるような、優良な企業はたくさんあります。
株主優待も大きなメリット
株主優待といって、その企業のサービスや商品がもらえることもあします。
メーカーの株主にはその会社の製品がもらえたり、鉄道会社や航空会社の株主には格安チケットがもらえたりします。
株主優待を一番の目的にしている投資家はいないでしょうけど、もらえてうれしいものはたくさんあります。
単純じゃないから勉強が必要
配当のことろで説明しましたが、もしも、預貯金の利子よりもお得な株があれば、誰でも買いたいですよね。
でも話はそう単純ではないんです。企業の業績は必ず上下します。
配当をあてにして、株を持ちっぱなしにしておくと、結果的には損することがあります。
そうならないためにも、様々な情報を正しく理解し、自分自身の判断のもと行動できるように基礎の勉強が必要です。