MACD
テクニカル分析の有名な指標の一つにMACD(マックディー)というものがあります。
MACDの見方が分かると買いのサインと売りのサインをある程度判断できるようになるのです。
MACDという英語だけですと何のことかわからないので、まずはMACDが何の略かといいますと、
『Moving Average Convergence and Divergence』という英文の略になります。
逆に難しくなってしまったかもしれませんが、MACD自体は折れ線グラフになります。
MACDを説明するにあたって必要なキーワードを説明していきます。
移動平均線
移動平均線と呼ばれる折れ線状のグラフがあります。これは過去一定期間の株価の平均値をグラフにしたもので、
株価のチャートと一緒に表示されるのが一般的です。
この移動平均線にはいくつかの種類があります。というのも一定期間と説明した部分が10日間とか、75日間など
任意の期間を指定することになるので、10日移動平均線、75日移動平均線と呼ばれる移動平均線があるわけです。
言葉で説明すると、その日も合わせた過去一定期間の株価の終値の平均値、となります。
短い期間で具体的に説明することにすることにします。3日移動平均線なるものがあったとして、
10月10日を基準とし見ると、以下の要領で平均値が決まることになります。
10/10の終値が330円、10/9の終値が350円、10/8の終値が280円の場合、
基準日である10月10日の移動平均線の値は320円。
このように、10月11日も12日も算出してつなぎ合わせたもの(折れ線グラブ)が移動平均線と呼ばれるものになります。